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2017.09.15. 更新
山形県でウェディングを提供するからこそ伝えたい神前式の良さ
結婚式と聞いて最初に思いつくのは、一面に広がるステンドグラスの中で行われるチャペルウェディングではないでしょうか?チャペルウェディングは教会で神に結婚を誓い合い、愛の証に指輪を交換する儀式として、今では広く日本人に愛されております。
しかし、ウェディングのスタイルはこれだけではありません。日本には古来から受け継がれてきた神前式という伝統のスタイルがあります。最近ではウェディングドレスを着るチャペルウェディングだけではなく、白無垢を着たいという花嫁も多くいらっしゃいます。そこで今回は、神前式について詳しく話をしてまいります。
1.縁結びで有名な出雲大社より御神像賜った「出雲神殿」!見学は随時開催!
アンジェリーナの出雲神殿
結婚式を挙げるに当たって重要となるのは、その会場の雰囲気ですよね。冒頭でもお話をしましたが、チャペルウェディングは、なんとなくイメージが湧く方も多いかとは思いますが、神前式となるとイメージがわかない方も多いのではないでしょうか?
なかなかイメージや雰囲気が掴めないからこそ、緑の迎賓館アンジェリーナでは随時施設見学会を行なっております。緑の迎賓館アンジェリーナでは、本格和庭園から続く、出雲大社より御神像賜った「出雲神殿」で厳かな挙式を挙げることができます。格式高い神殿で行われる挙式の雰囲気は、フェアで確認をしていただき、肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか?
ご見学の際は、ご予約をいただければスムーズに館内をご案内させていただきます。当日ご連絡をいただいてもご案内させていただきます。ウェディングプランナーからおふたりに適したウェディングプランをご提案させていただくことも可能です。写真や文章から伝えきれないことも、実際に見ることで感じ取れることがあります。見学はおひとりでも参加可能となっていますので、ぜひお気軽にご参加ください。
2.知っておきたい神前式について
神前式の雰囲気って?
神前式とは、神殿にて行われる日本古来から伝わる伝統的な挙式スタイルのことを指します。おふたりの親族同士が結びつくという考え方で、儀式を通して、神におふたりの結婚を報告するという目的で行われます。 「家と家との繋がり」を大事にする、日本古来のスタイルで夫婦の絆を深めたい、日本古来の伝統的スタイルを大事にしたいおふたりにおすすめの挙式スタイルです。
神前式の雰囲気は、雅楽の音であたりが包まれ、中に入る際に清々しさと神聖さを感じることができ、日本古来からの伝統的な奥ゆかしさを体感することができます。新婦はチャペル式のウェディングドレスとは違い、神前式では真っ白な着物に赤紅をさした姿で、チャペル式とは違った雰囲気を感じることができます。新郎は袴姿になり、チャペル式とはまた違ったかっこよさを感じられます。
3.神前式の流れについて
基本的な神前式の流れについて
最後になりますが、基本的な神前式の流れについてお話をしてまいります。出雲神殿へご見学の際にも詳しくお話はさせていただきますが、事前に簡単な流れだけでも覚えておくと、より雰囲気を感じ取れるようになることでしょう。まず神前式では神殿へ向かう順番が決まっており、神社に奉仕する神職と巫女に導かれて、新郎新婦、両家の親、親族の順に本殿に向かうことになります。
神職が祓詞(はらいことば)を述べ、身のけがれをはらい清めてまいります。その後出席者が入殿され、神前に向かって右に新郎側親族、左に新婦側親族が向かい、最後に新郎新婦、仲人が入場するという流れになっております。
祝詞とは神々に対し申し上げる言葉のこと。神職が神にふたりの結婚を報告し、幸せが永遠に続くよう祈ります。 神前式と聞いて思いうかぶ印象的なシーンと言えば「三々九度」ではないでしょうか。もともと 「三々九度」は神前式にはない儀式でしたが、大中小3つの盃で新郎新婦が交互にお神酒をくみかわし、夫婦の永遠の契りを結ぶと意味合いから取り入れる方が多くなり、現在では当たり前のように行われています。
その後、新郎新婦が、ふたりで夫婦になることを誓う言葉を読み上げ、 新郎新婦、仲人夫婦、両家代表の順で、神に玉串を捧げます。 ふたりの門出を祝い雅楽の調べに乗せて、巫女が舞を奉納し、 巫女が親族全員にお神酒を注ぎ、全員起立して一斉に3回で飲みほします。 神職が式を執り納めたことを神に報告して一拝します。 新郎新婦、仲人、親族の順番で退場という流れになります。